衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年06月12日    水曜日     第3 回の開示 合計1602回の開示

意根心所法は実修の指針であり、実修のオペレーティングシステムでもある

意根心所法は実修の指帰であり、実修の操作システムでもあります。指とは、心所法が自身の修行目標を指し示すこと、帰とは、心行心所法の転変および業種の転変に帰することを意味し、心行が清浄になることです。操作システムとは、心所法に依循し、不断に心所法を転変することであり、実修とは心所法を操作する過程または心所法が操作される過程です。

心所法転変の根本因は如来藏ですが、如来藏は主識ではなく、主観能动性を持たず、主として働かず、被动に意根によって用されます。万物の生発は如来藏から生じ出されますが、推動力量は意根の心所法であり、意根が欲有所做しなければ如来藏は无所作為し、一切法は生じ出されません。

意根は主観能动性を持ち、意根の心態転変により業種が変化し、意根心所法の転変は因であり、業種の転変は果です。業種は、意根が欲有所做した後に如来藏が配合し六識を造作出生することで形成されます。そうでなければ業種はありません。実際の真修行の各步骤は意根の心所法を転変させ、心所法の転変は果です。因は依然として意根心所法が自身の心所法を転変させることであり、前提として意識の心所法が意根の心所法を推動します。

しかし多くの法の出現は意識によって推動されず、完全に意根单独によって推動されます。例えば五受陰が出生前には意識がなく、意根が如来藏に宇宙器世间生存環境を出生させ、その後五阴身を出生し、意識が有り、五阴身の行為が有り、業種が出現します。睡着から醒过来前には意識がなく、意根が醒过来を欲し、その後醒过来します。昏迷時には意識がなく、意根が身体状况に基づき醒过来を欲し、その後醒过来します。母胎内最初には意識がなく、意根が投胎を欲すれば投胎し、住胎を欲すれば住胎し、出生を欲すれば出生します。

——生如法師の開示
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