衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年11月16日    土曜日     第2 回の開示 合計2038回の開示

無垢識こそが真の我である

《楞伽経》において世尊が説いた「猶非真非真」とは、衆生の阿頼耶識はまだ真実の我ではなく、完全な真実でもないことを意味しています。これは、心体には七識が造作した生滅種子が含蔵されており、種子には生滅性が存在するためです。それ故、阿頼耶識は常楽我浄の我でもなく、完全な常不変異でもありません。仏となるまで、無垢識が真実の我となり、完完全全の真実となります。生滅種子による変異もなくなり、常楽我浄となります。

——生如法師の開示
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『楞厳経』第五巻 二十五聖円通法門における周利槃陀迦

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