衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年09月13日    金曜日     第3 回の開示 合計1915回の開示

守心戒とは何ですか

守心戒とは、心が動念を起こさず、貪瞋痴煩悩を生じないことです。これは非常に難しいため、煩悩を断除する必要があります。煩悩を圧伏することさえ容易ではありませんし、頻繁に圧不住する場合があります。現在の世間において、身口戒を守ることは容易ではなく、犯戒の機会が多いため、稍々把持不住すれば身口戒を犯します。

なぜ身口戒を犯するのでしょうか?それは心です。心に貪瞋痴煩悩があると、身口が業を造ります。もし心を守ることができれば、身口は戒を犯せず、悪業を造りません。心が戒を犯しないならば、身口無論如何でも戒を犯せず、貪瞋痴煩悩の心行がないからです。一切の戒は有心无心を衡量標準としてますが、一般人は他人の心を見明白することが難しいため、他人の身口を標準としてます。当然、衡量錯誤のときが多いです。

小乘戒行は身口業行為を標準とし、身口が戒を犯しないならば良いです、心行如何に関わらず。大乘菩薩は心地戒を標準とします、動念を起すこと全て自己のためにではなく良いです。真実の大乘戒は守ることが非常に難しいです、瑜伽師地論中の菩薩戒は初地以上の地上菩薩のために制定されます。地前菩薩は貪瞋痴煩悩を断除していないため、守ることができず、身口戒を犯すれば即ち戒を犯します。地後菩薩は心行為を標準とします、心が衆生のためにあれば戒を犯しないです。

——生如法師の開示
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