衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2019年08月05日    月曜日     第7 回の開示 合計1776回の開示

悟りは着実に自然に達成されることが最善

悟りを開く前は、できるだけ業を消すことが最善であり、悟った後に業力に押し潰されたり転がされたりすることなく、無駄に悟りを徒労に終わらせないようにすべきです。悟りを開く際に福徳が不足していると、悟った瞬間に業障がすぐに現れ、様々な魔障の妨害が生じます。定力が不十分な者は引きずり込まれ、退転して道心を失うに至ります。たとえ道を退かなくとも、色身や諸方面の変動は極めて大きく、耐えるべき圧力は決して小さくありません。

悟りは揺るぎない自然の成り行きで達成されるのが最良であり、諸条件が整わず福徳が欠如した状態で焦って悟りを急ぎ、無理矢理に悟った場合、魔障が次々と押し寄せ、普通の人では耐え難いものです。最も恐ろしいのは強大な圧力下で道を退き、再び戻る機会がいつ訪れるか分からなくなることです。平素より多く福を修め、多く業を消し、多く懺悔し、享楽を控えるべきです。決定的な時機に福徳が支えとなり、願力の大きい者は願力に支えられ、仏菩薩と護法神の加護を得て初めて難関を乗り越えられるのです。

——生如法師の開示
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