衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年03月17日    日曜日     第2 回の開示 合計1343回の開示

金剛般若経唯識深義(九)

私たちの娑婆世界における仏教史上最初の禅宗公案は、世尊自らが演示したものである。世尊は霊山会上で、天人が花を献完した後、世尊は人天大众の中手でその花を取り、微笑しながら語らず、众人に対して明晃晃に世尊自身の真如心を示した。しかし、人天大众の中誰も世尊が何を売っている薬を知らず、大迦叶はすぐに悟り、智慧眼で世尊の真如心を観照し、同時に自身の如来蔵心を明らかにし、世尊の葫芦の中に何が装されている薬を知り、破顔微笑した。世尊は大迦叶が菩薩法を悟り、阿罗汉菩薩となったことを知り、宣説した:『私は涅槃妙心を持ち、実相無相、文字を立てず、教外別伝、咐嘱摩诃迦叶。』迦叶は禅宗の第一代祖师となった。

涅槃妙心とは何でしょうか?涅槃は不生不滅であり、妙心は空性の心中に一法も無し、一无所有ながら万法を变现し、无一法不現,塵埃の大きささえも無しながら宇宙虚空を变出す。これが非常に妙であるため、妙心と呼ばれる。実相とは金刚般若心が真实存在する正真之理体であり、永遠に断滅ない。無相とはこの心には一切の相が無し、色相が見えない祂、声相が聞き不着祂、香相が嗅不着祂、味相が尝不着祂、触相が摸不着祂、法相が分别不了祂。心経は祂には五阴無し、六根六塵六識無し、四圣谛十二因缘、無明から老死まで無し…总之、一法も無し、而万法は全て祂に依って生じ存在する。

——生如法師の開示
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