衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年12月03日    火曜日     第1 回の開示 合計2070回の開示

『楞厳経』第五巻二十五聖円通法門の弥勒菩薩

聖文:弥勒菩薩即ち座より起ちて。仏足を頂礼し。仏に白して言う。我は往昔を憶う。微塵劫を経て。仏の世に出づる有り。名を日月灯明と曰う。我は彼の仏に従いて。出家することを得たり。心は世の名を重んじ。族姓を遊び好む。その時世尊は。我に教えて修習せしむ。惟心識定を修め。三摩地に入る。劫を歴て已来。此の三昧を以て。恒沙の仏に事え。世の名を求むる心は。歇滅して有ること無し。燃灯仏に至りて。世に出現せしに。我は乃ち成ずることを得たり。無上の妙円。識心三昧を。乃至尽く空なる。如来の国土。浄穢有無は。皆な是れ我が心の。変化する所の現ずるなり。世尊。我は是の如く了る。惟心識なるが故に。識性は無量の如来を流出す。今授記を得て。次に仏処を補う。仏の円通を問うに。我は諦観を以てす。十方は惟識なり。識心円明にして。円成実に入り。依他を遠離し。及び遍計執を離れて。無生忍を得たり。是れ第一と為す。

——生如法師の開示
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『楞厳経』第五巻二十五聖円通法門の月光童子

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