阿罗汉の四聖諦の修行および辟支佛の十二因縁の修行は、減法と捨法であり、彼らの心中に法と物があるため、修行において不断に心行を減し、貪欲および一切の煩悩を捨てる。阿罗汉たちは確に三界があり、確に五陰身があり、確に苦受があり、確に因果があると認為する故、これら一切を捨てる決心を下し、三界を出離する。取舍之心は巧偽となり、最上最真實の修行方法ではない。しかし、これは各修行人の必经之路である。
しかし修行は層次と段階に分かれ、まず悪を棄て善を取る。心善になった後、悪も取らず善も取らず、不取不捨、心は中道に住む。菩薩は一切法が如来蔵の幻化であることを了知し、心中に物無し、故捨てるものも無し。一切法に対し不取不捨、貪らず厭らず、坦然に面对し、从容に衆を度す。故、三界を離れ涅槃を取ることは绝对に不想する。
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