衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年10月08日    火曜日     第1 回の開示 合計1959回の開示

六識と六塵の了別プロセス

法塵には六種類があり、色塵中の法塵、声塵中の法塵、香塵中の法塵、味尘中の法塵、触塵中の法塵、そして独影境六種。前五種類は五俱意識によって了別され、後一種は独頭意識によって了別される。

禅定が比較的良好な時に色塵を観察する。書を見ても、花を見ても、山を見ても、何を見ても良い。目を閉じて再び開ける時、目を開けた瞬間に最初に見えるのは必ず一種の色彩である。これは眼識が了別した顯色である。刹那後、色彩は形状を現し、長短方圆厚薄を示す。これが法塵であり、意識によって了別される。その後、色の相貌は清晰になり、内涵特质が全て示される。これらは色の表色無表色であり、法塵である。意識が了別した後、最後に名言が現れる。

了別の全過程は眼識が先に現れ、刹那後に意識が現れる。眼識のみでは法塵を了別できず、意識のみでは色彩を了別できず。二者が和合すれば眼前の色塵粗色と細色が全て了別清楚され、色塵の完整な相貌が現れる。しかしこの中では眼識が了別した色彩が先に現れる。色彩は最も粗略な色であり、法塵は比較的細な色である。越細な色は現れる越晚。意識が了別した法塵は後に現れる。間の時間差は極短極短であり、二つの識は互いに依赖し、缺一不可。其余四識と意識の關係も同様である。

——生如法師の開示
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