繁中日語

日常開示

2019年08月05日月曜日第5 回の開示 合計1774回の開示

記憶の内容はどこに存在しているのでしょうか？

記憶の内容は、全ての法が種子として如来蔵に存在し、脳には存在できません。種子は無形無相であり、脳は物質色法です。物質色法は有形有相であり、滅することができます。もし記憶の内容が全て脳に存在する場合、脳が滅すると、後世これらの内容は全て消失し、因果はなくなります。今世の脳細胞が生滅変異すると、記憶の内容も消失し、その後回憶できなくなります。

第八識は記憶記持の機能を持たず、五識は微弱な記持機能を持ちます。意識と意根は記憶記持の機能を持ちますが、回憶できるのは意識のみです。意根が過去の法塵に攀缘することを憶持と呼び、回憶とは呼びません。回憶は比較的微細であり、意根は微細了別できず、細部を辨别できません。

——生如法師の開示

第八識の能縁は未熟な業種子を持たないのでしょうか？

文字を参究すれば、明心見性できるのでしょうか？