衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2026年01月16日    金曜日     第1開示 合計4581開示

金剛経解説.如来微塵世界相破

如法受持分第十三 原文:須菩提よ、どう思うか。三千大千世界のすべての微塵は、多いと言えるか。須菩提は言った。甚だ多いです、世尊よ。須菩提よ、あらゆる微塵について、如来は微塵ではないと説く。これを微塵と名づけるのである。如来の説く世界は、すなわち世界ではない。これを世界と名づけるのである。

釈:仏は言われた。須菩提よ、このことについてどう思うか。三千大千世界にあるすべての微塵は多いと言えるか。須菩提は答えて言った。非常に多いです、世尊よ。仏は言われた。須菩提よ、すべての微塵について、如来は微塵ではないと説く。真実の微塵の相は存在せず、すべては仮の相である。これらの仮の相を微塵と名づけるのである。微塵が組み合わさってできた三千大千世界について、如来は世界ではないと説く。真実の世界の相は存在せず、すべては幻化によって現れたものである。これらの幻化した仮の相を、仮に世界と名づけるのである。

三千大千世界の微塵は、如来蔵に含まれる四大種子が現じたものであり、実体として存在するものではない。この生滅する粒状の物質を微塵と名づけるので、微塵とは仮の名称、一つの概念に過ぎない。世界も同様であり、共業の衆生の如来蔵が衆生の業縁に基づき、地水火風の四大種子を輸送して、衆生が生存する世界を変現させる。縁が尽きると、世界は即ち散壊して滅び去る。だから世界は真実の実体として存在するものではなく、ただ衆生が生存する器世間に名前をつけて世界と呼ぶのである。因縁によって生じた法はすべて実体として存在せず、すべては空の法であり仮の法であり、一つの仮の名称と概念に過ぎない。

多くの微塵が組み合わさってできた大千世界は、衆生の五蘊が生存する外的空間であり、世俗界の色法の部分である。ここに至って、如来はこの色法の部分の法相を破った。では、世俗界の五蘊の世間に真実の相はあるだろうか。真実の相はなく、すべては虚妄の仮の相である。仮に世界と名づけ、仮に世間と名づけ、仮に世俗界と名づけ、仮に五蘊と名づけるのである。五蘊が仮の名称であるならば、五蘊によって行われるすべての事業、つまり菩提心を発し、自利利他で菩薩道を行い、説法して衆生を度し、法を証得し、菩薩果および仏果を成就し、仏国土を建立すること、これらすべては虚妄の空であり真実の相を持たない。それならば、あなたも私も彼も彼女も、この虚妄の世間の中で、何を執着する必要があろうか。何を執取して捨てないことがあろうか。

なぜこのようなすべての仮の相や仮の名称が存在するのか。あの金剛不壊の心があるからである。それは因縁によってこのすべての法を成就する。成ずれば必ず壊れる。本来からあるものこそが壊滅しないのである。衆生は無始劫以来、真相を知らないために、仮の相を真相として執取し、生死輪廻の苦しみが生じるのである。今、金剛の法を修学したならば、速やかに実相を証得し、真性に回帰し、涅槃の彼岸に至り、もはや生死流転することはないのである。


——生如法師の開示
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