仏説回向輪経原文:如是我闻。一时。佛在大摩尼金刚宝山峰中。与大菩萨众俱。尔时世尊告金刚摩尼菩萨言。佛子。若有菩萨求大菩提。为欲救度一切有情。已受菩萨律仪戒学。已曾发起大菩提心。有大悲愍。常欲奉事一切如来。欲广积集。诸大菩萨福德资粮。欲证佛智。欲以无碍。等持总持。诸解脱门。神通游戏。欲令虚空成大库藏。欲令自手似如意宝。 作是奉施。
解釈: 以上は世尊が大菩提を求める菩薩の願いを説かれたものであり、菩薩は上述の願いを実現するために、以下のような布施 (dāna) を行うべきです。
原文: 唯愿一切诸佛世尊。已住十地诸大菩萨。持金刚者。当忆念我。弟子某甲。已发菩提心。未安住正道。今持身心。于一切时。以一切种。奉施三世诸佛菩萨。愿大自在诸佛如来。已证大地一切菩萨。当摄受我。令我大福德。智慧资粮。猛利精进。广大心量。寂静调伏。神通自在。波罗蜜多。速得圆满。
解釈: 「今持身心。于一切时。以一切种。奉施三世诸佛菩萨。」この数句は、菩薩が願を発して、自らの身心をもって、一切の時において、あらゆる種類の宝物を用いて、諸仏菩薩に供養し奉施することを誓うものです。「愿诸佛菩萨。摄受我。令我大福德。智慧资粮。猛利精进。广大心量。寂静调伏。神通自在。波罗蜜多。速得圆满。」これは、諸仏菩薩が我を摂受し、我に大いなる福徳と智慧の資糧、猛利なる精進、広大な心量、寂静調伏、神通自在、波羅蜜多 (pāramitā) の速やかな円満を得させんことを願うものです。これは実物の供養であって、物なき観想ではなく、後に具体的な実物が列挙されています。
原文:复作是言。唯大悲者。当忆念我。弟子某甲。堕在生死。系以大缚。闭居牢狱。离正道法。逼以强力。烦恼怨敌。无怙无救。无目无依。无将无导。游行僻路。趣向生死。背大涅槃。顺诸恶趣。将堕险路。临仆恶道。常遇恶友。离善知识。迷于邪正。有利无利。有义无义。远离诸善。成就不善。常背贤圣。诸佛菩萨。生老病死。忧恼所迫。不得安隐。无怖无畏。
心常散乱。阙修寂静。调伏施戒。及不放逸。远离等持总持二门。十地法忍。不能安住。甚深般若波罗蜜多。及平等性。不修无量慈悲喜舍。不具菩萨。三聚戒蕴。远离无障无碍大智。不能安住于寂灭因。善成立法。远离神通。力无所畏。不住正念。不能成就。随行趣入。无忘失法。
匮诸功德。见取疑惑。障于通达七等觉支。阙修如实八圣道支。无量百千苦恼所逼。而常炽然。众苦逼迫。心常下劣。忿恨散乱。常顺烦恼。唯愿一切诸佛菩萨。依大悲愍。为我救护。为我归依。为我导师。唯愿令我。速得圆满。大正觉路。大菩提道。菩提资粮。又愿令我。速得圆满。如来十力。四无所畏。十八不共。诸如来法。无碍辩才。等持解脱陀罗尼门。功德神通波罗蜜多。又愿与我。一切成就。一切功德。
解釈: これは大菩提心を発した菩薩が自らのすべての過ちを懺悔し、諸仏菩薩の摂受を願って、自らの願いの満たされることを求めるものです。
原文:复次。为转广大供养。应作是言。又愿一切诸佛世尊。已得大势诸菩萨众。当忆念我。弟子某甲。今于一切佛菩萨所。转大恭敬。承事供养。以身奉献。所有十方诸世界中。大庄严具。所谓种种宝宫。诸宝庄严。宝树宝山。宝座宝坛。珍宝行列。宝盖宝幢。宝饰璎珞。真珠罗网。宝器宝聚。积宝光焰。
诸宝洲中,大末尼宝。清净灯树。宝铃和鸣。末尼光曜。真金缨拂。垂覆连接。妙金莲花。阎浮檀金以为其须。金树行列。种种宝宫。宝云叆叇。雨众宝渧。诸宝藏殿。众妙末尼。间錯墙壁。宝珠栏楯。大持明者可乐圆苑。屋宅宝宫。殿堂树林。皆可爱乐。以如是等。无摄无受。回向一切诸佛菩萨。
解釈: この段は菩薩の具体的な供養です。「承事供养。以身奉献。所有十方诸世界中。大庄严具。」この数句は、菩薩が身をもって自ら、十方の諸仏菩薩に大荘厳具を奉納することを願っていることを表しています。この後はすべて荘厳具の名前や種類であり、いずれも具体的な実物です。
身をもって大荘厳具を供養するということは、観想ではなく、実際に実物をもって供養することを意味します。たとえ観想であっても、実物を観想して諸仏菩薩の前に奉らなければなりません。さもなければ、諸仏菩薩には実物が見えず、どうして供養が受け取られたことになるのでしょうか?もし私が毎日、皆さんが三食きちんと満腹し、どんな美味な飲食を食べたかと観想したとしても、皆さんは本当に満腹になるのでしょうか?諸仏菩薩には神通があって供養を受け取れると言うなら、その供養はあなたが供養したものなのでしょうか、それとも諸仏菩薩が自ら神通で変現し、自分で自分に供養したものなのでしょうか?
原文:于赡部洲所有妙药。长寿药类。诸末尼宝。能与有情。所求众药。自然成美。殊胜饮食。并诸香树。种种异类。旃檀妙树。阿伽卢(沉香)树。沉水赤檀。大叶恒花。能醉香等。诸树种类。可乐妙香。无摄无受。诸如意树。于大海中种种异类。诸末尼宝。如意宝珠。及须弥山。鸡娑啰山。香山摩尼耶山。尹地(二合)耶大山。曼陀罗山。金刚山等。诸大山中。种种宝峰。宝台宝石。宝窟宝宫。宝饰宝片。众宝阶道。诸末尼柱。诸宝灯轮。诸琉璃等。末尼种类。
所有天上。无主天宫。天诸名花。悦意乐见。天诸乐具。微风吹动。空宫行伍。和鸣美声。天诸音乐。不鼓自然出美妙声。天诸众鸟。住空宫中。鸣妙音声。并诸宝云。出大美声。天诸末尼。歌咏音乐。并诸妙香。花树鬘树。涂香烧香树。灯树幢树。幡树宝树。
此等一切。无所摄受。奉施一切诸佛菩萨。所有一切。佛眼所睹。诸佛刹中。大供养云。花云香云。鬘云烧香云。涂香云宝盖云。宝幢云宝幡云。宝衣云宝聚云。宝器云。大末尼聚云。种种微妙大宝珠云。又以香油。满大灯器。量等千界。燃以灯炷。量百须弥。奉施一切。诸佛世尊。诸大菩萨。
解釈: これらはいずれも具体的な供養の荘厳具であり、すべて実物です。
原文:由是供养所生胜福。并将回向无上菩提。如过去佛所修诸善。以无所得。而为方便。回向菩提。我亦如是。持此功德。回向无上正等菩提。劝请诸佛。唯愿往赴。菩提道场。降伏魔怨。证大菩提。转大法轮。 欲灭度者。为诸有情。劝请愿住满一大劫。 随喜一切诸佛菩萨。一切有情。所修诸福。 发露忏悔一切诸罪。犹如三世诸佛菩萨。忏悔罪障。我亦如是。愿罪销灭。
奉施乃至忏悔已毕。即以净心。忆念一切诸佛菩萨。对佛像前。诵此密言。满足八遍。密言曰。 唵 娑颇(二合)罗 裟颇(二合)罗 微摩那 娑(去引)啰 摩诃(引)若缚 吽
解釈: この段の文は、菩薩が自らの真実の供養によって修得した福徳を菩提に回向 (pariṇāmanā) し、さらに願を発して懺悔し罪を滅し、その後で真言を誦するものです。
原文:诵密言已。即便随欲。成就天妙。大供养云。一切佛所。而得现前。 若善男子或善女人。系念于佛。或昼或夜。转诵如是大回向轮。此善男子或善女人。诸罪消灭。一切烦恼渐得微薄。能获如前所说功德。若转一遍。得百梵福。梦常见佛。命终之后。得生净土。佛说是经已,诸菩萨众,欢喜奉行。
解釈: 菩薩が真言を誦した後、諸仏菩薩と護法神の加持のもとに、願いが円満され、大供養雲が成就し、諸仏菩薩が自ら姿を現されるのです。
善男子・善女人がこの大回向輪経を読誦できれば、諸々の罪は滅し、煩悩は次第に微薄となって勢力を成さず、前述の通り功徳を得ることができます。一遍誦持できれば、百種の梵福を得、夢の中で常に仏を見、命終の後には浄土に往生します。これは経を誦する功徳の殊勝なことを言っているのですが、どのように経を読誦し、どの程度誦持すればこの功徳が得られるのかについては、なおいくつかの説き方や条件があります。
送られてきた経文は、人為的な句読点の付け直し、人為的な句読点の修正、人為的な段落の分割がなされており、経文の中の含意が曖昧で、その真実の義が理解しにくくなっています。私はまた少し時間をかけて改めて修正し、経文の義理が鮮明になり、含意が明確になるようにしました。今後仏経を読むときは、大蔵経の中の原文、人為的に手を加えられていない経文を読むべきであり、そうしてはじめて仏の本来の意が歪められずに済むのです。
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