衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2024年08月10日    土曜日     第1開示 合計4233開示

覚観思惟と顕境名言の区別

覚観は意識の覚観であり、思惟もまた意識の思惟である。意識にはさらに、文字言語を通して六塵境界を顕現させる機能作用がある。覚観によって思惟が生じ、思惟によって文字言語が生まれ、文字言語によって境界を表現し顕現させることができる。しかしながら、最初の覚観には文字言語はなく、最も微細な覚観にも文字言語は存在しない。文字言語を伴う思惟は比較的粗雑で浅薄であり、細やかではない。意識に文字言語や覚観・思惟が伴わない状態は、意根の無文字言語状態と極めて区別がつきにくく、明暗が混ざり合い、ほとんどどちらがどちらか判別できないほどである。

——生如法師の開示
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覚観思惟と顕境名言の違い

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意根と意識・慧の区別

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