衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2024年08月10日    土曜日     第1開示 合計4232開示

覚観思惟と顕境名言の違い

覚観は意識の覚観であり、思考もまた意識の思考である。意識にはさらに、文字言語を通じて六塵の境界を顕現させる機能がある。覚観から思考が生じ、思考から言語文字が生まれ、言語文字によって境界を表現し顕現させることができる。しかし最初の覚観には言語文字はなく、最も微細な覚観にも言語文字は存在しない。言語文字を伴う思考は比較的粗雑で表面的であり、繊細さに欠ける。意識に言語文字や覚観思考が伴わない状態は、意根の無言語状態と極めて区別が難しく、明と暗が混ざり合い、ほとんどどちらがどちらか判別できないほどである。

——生如法師の開示
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意識がないとき、意根に知覚はあるでしょうか

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覚観思惟と顕境名言の区別

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