衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2024年01月10日    水曜日     第1 回の開示 合計4095回の開示

大乗見道における観察の智慧

定力強く疑念深き参禅の過程において、次第に五蘊十八界を排除し、五蘊十八界の真実性を否定することで、その無我性を確認し我見を断除し、小乗の法眼浄を証得する。五蘊十八界の遮障なくなり、この時大乗見道は遠からず。意識と意根が参禅を通じ如来蔵を証得する時、六塵に分別なき如来蔵の簡素なる運作状況を観察し、これにより大乗見道の般若智慧を獲得する。

この智慧をもって観るに、如来蔵は不生不滅の無我性なる心体ながら、生滅ある有我性の五蘊身を出生し、同時に如来蔵が如何に五蘊を生起するかを観察し、五蘊が確かに空にして無我なることを証得する。何故空にして無我なるかを明らかに知るこの智慧は、小乗の我見を断つ智慧より遥かに深利究竟なる。根本煩悩障と所知障の断除は後続の修行に属し、初禅定を出生したる後の事柄、十行位十回向位を経たる後の事柄なり。

——生如法師の開示
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