衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年07月25日    火曜日     第1開示 合計3983開示

法法はすべて真如であることをどのように理解すべきでしょうか。

一切の法はことごとく真如であり、すべて如来蔵から出生し保持されるものであり、如来蔵性、真実性、および如如性を具えている。一切の法は如来蔵から出生したものである以上、すなわち如来蔵が七大種子を用いて顕現させたものであり、ことごとく大種性自性を具え、真実にして如如である。そして如来蔵およびその種子は、いかなる法の生滅変異にも従って動転することなく、真実不変異である。ゆえにこれもまた真如と呼ばれ、真如性を具える。如来蔵から出生した一切の法は、本質的に如来蔵の性質を具えているため、これらもまたすべて真如である。これが「法法ことごとく真如」の意味である。

如来蔵は万物を絶え間なく生滅変化させるだけで、自らは変化しない。もし如来蔵も変化するものであれば、それは生住異滅の法であり、これは極めて大きな過失となる。もしそうであるならば、問題が生じる。如来蔵はいつ生じたのか、いかにして生じ出されたのか? それが生じる以前には、一切の万物万法は存在せず、虚空すら存在しない。いったいどのような状態であったのか? 衆生の業種はどこに存在するのか? 意根はどこに存在するのか? もし如来蔵が滅することができるならば、いかにして滅するのか、何によって滅するのか? 滅した後、万法の種子はどうなるのか? 衆生の果報はまだ存在するのか?

如来蔵はどこにも住することなく(无所住)、もちろん万物の中に住することもない。もしそうでなければ、万物が壊滅した後、如来蔵もまたそれに従って壊滅してしまうのではないか? 万物を少しずつ分割していけば、如来蔵を見つけられるのではないか? これは根本的に不可能である。一切の万物の生長から壊滅に至るまで、それは四大種子が和合して作用する過程であり、すべて如来蔵が調和し保持した結果である。

一切の法の中に、如来蔵が運行する痕跡を見いだすことができる。その痕跡とは、七大種子によって形成された心法と色法であり、これらはすべて如来蔵自身の中にある原材料である。ゆえに法を見ることは、すなわち如来蔵を見ることであるべきである。見渡す限りの青々とした山々も別の法ではなく(満目青山無別法)、全体がそのまま一つの真実の法界――不生不滅の如来蔵――である。一毫厘たりとも、一微塵たりとも如来蔵の外に立つことを許さない。すべては如来蔵の心の中の法であり、また如来蔵の体・相・用でもある。衆生は如来蔵の中に生きているが、実際には衆生も存在せず、すべてが如来蔵である。いったいどのような法が如来蔵ではないと言えるのか? いったいどのような法が如来蔵の外に脱して独存できるのか? いずれも不可能である。


——生如法師の開示
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