原文:知るべし、修行には略して八種あることを。一に、修することによって得る一類の法あり。二に、修することによって習う一類の法あり。三に、修することによって浄まる一類の法あり。四に、修することによって遣わす一類の法あり。五に、修することによって知る一類の法あり。六に、修することによって断つ一類の法あり。七に、修することによって証する一類の法あり。八に、修することによって遠ざかる一類の法あり。
釈:修行には大略八種あり。一に、修することによって初めて得られる一類の法あり。二に、修することによって現前に現れる一類の法あり。三に、修することによって清浄となる一類の法あり。四に、修することによって遣り除かれる一類の法あり。五に、修することによって証知される一類の法あり。六に、修することによって断除される一類の法あり。七に、修することによって証得される一類の法あり。八に、修することによって遠離される一類の法あり。
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