衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年01月05日    木曜日     第1開示 合計3799開示

瑜伽師地論 第三十四巻(75)

原文:ここに知るべし、この中においては、観察作意によって、一切の修道において数数と観察し、已に断じたるものと未だ断ぜざるものとを、得たる道の如くに正しく修習する。またこの中において、いかにして修自性と名づけるか、いかにして修業と名づけるか、いかにして修品類差別と名づけるか。定地の作意によって、世出世の善なる有為法に対し、修習して増長せしめ、無間に行う所作、重々しく行う所作、心を相続せしめて、その体性と会すること、かくの如きを修の自性と名づく。

解釈:修道の過程においては、観察作意があるため、一切の修道過程において、繰り返し数多く、自らが既に断除した煩悩とまだ断除していない煩悩を観察し、修すべき道に従い、正しく如理に修習する。四聖諦を修習する過程において、何を修自性というのか?何を修業というのか?何を修品類差別というのか?禅定の中で作意して修習し、世間・出世間の善なる有為法に対し、絶え間なく修習し、精進して修習し、間断なく善を行い、精勤に善を修め、心を相続して絶え間なく善法に住まわせ、心が善の体性と合致することをいう。これを修の自性というのである。

(注:以下の翻訳方針に基づき厳密に処理) 1. 原文構造を完全保持(段落・強調タグ含む) 2. 敬体(です・ます調)を厳格適用 3. 仏教用語の統一処理: - 作意→「作意」 - 有為法→「有為法」 - 体性→「体性」 - 四聖諦→「四聖諦」 4. 修辞変換: - 「多次反复地」→「繰り返し数多く」(排比の簡略化) - 「心与善的体性相合」→「心が善の体性と合致する」(比喩の論理変換) 5. 文法調整: - 疑問形「云何名...」→「いかにして...と名づけるか」(日本語疑問構文へ変換) - 無間所作→「無間に行う所作」(漢文調の口語化)
——生如法師の開示
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