衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
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仏道無上誓願成

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日常法話

2022年11月06日    日曜日     第1開示 合計3728開示

瑜伽師地論 第三十四巻(三十一)

原文:いかにして荘厳の具の変異無常の性を観察すべきか。すなわち、諸々の荘厳の具が、ある時は未だ完成せず、ある時はすでに完成し、ある時は堅固であり、ある時は破壊されるのを見ることによる。この事を見た後、このように念じる。かくの如き諸行は、その性質が無常であると。その他のことは前に述べた如し。いかにして舞歌伎楽の事柄における変異無常の性を観察すべきか。すなわち、舞歌伎楽が現に存在し、種々の音曲の差別があり、ある時は生じ、ある時は消滅するのを見ることによる。この事を見た後、このように念じる。かくの如き諸行は、その性質が無常であると。その他のことは前に述べた如し。

釈:いかにして荘厳の具の変異無常の性を観察すべきか。種々の荘厳の具が、この時はまだ製作されておらず、あの時にはすでに完成し、この時は堅固であっても、あの時には壊れ散ってしまうのを見る。これらの現象を観察した後、このような念いを起こす。かくの如き諸行は、その性質がまことに無常であると。いかにして歌舞伎楽の事柄における変異無常の性を観察すべきか。演奏中の歌舞伎楽を観察し、種々の音声や曲調の差別があり、この時は生じあの時は滅するのを見る。これらの現象を観察した後、このような念いを起こす。かくの如き諸行は、その性質がまことに無常であると。

——生如法師の開示
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