繁中日語

日常開示

2022年10月16日日曜日第2 回の開示 合計3705回の開示

瑜伽師地論第三十四巻（二十二）

内なる事における疾病によって生じる変異、無常の性を如何に観察すべきか。謂く、自ら或いは他者が先に疾病なく、安楽強盛なるを見、後時に至りて自ら或いは他者が重き病苦に遭い、猛利なる苦触に対し、身に諸々の苦受をなすを見るが如く、前述のごとく広く説かれしものを観る。更に他の時に至れば、再び疾病なき安楽強盛の姿を見る。此の事を見終わりて後、かくの如く思惟す：斯くの如き諸行は、その性まことにはかないなり、と。

釈：内身の事柄において疾病によって現れる変異無常の性を如何に観察するか。自ら或いは他者が先に疾病なく、心身が安楽で強健であった状態を観察し、その後自ら或いは他者が重い病苦に遭い、激しい苦痛に触れ、非常に苦しい感受を味わう様を見、さらに時を経て再び疾病がなく安楽強健な状態に戻るのを見る。これらの現象を観察した後、心に次のような念いが生じる：かくの如き諸行の本性はまことに無常である、と。

——生如法師の開示

瑜伽師地論第三十四巻（二十一）

個人が紙に書いた法義とお経は焼いてもよろしいでしょうか