衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2022年09月24日    土曜日     第2 回の開示 合計3684回の開示

瑜伽師地論第三十四巻(三)

苦諦を十種の行によって観察する。これによって苦諦の四行を悟り入れることができる。いかなるものが十種か。第一に変異行、第二に滅壊行、第三に別離行、第四に法性行、第五に合会行、第六に結縛行、第七に不可愛行、第八に不安隠行、第九に無所得行、第十に不自在行。かくの如き十種の行は証成道理に依り、正しく観察することができる。

解釈:十種の行において苦諦を観察することにより、苦諦の四行を順次悟り入れることができる。十種の行とは何か。第一に変異行、第二に滅壊行、第三に別離行、第四に法性行、第五に合会行、第六に結縛行、第七に不可愛行、第八に不安隠行、第九に無所得行、第十に不自在行である。このような十種の行相は証成道理に基づき、正しく観察されるのである。

この段落では十種の行を紹介し、十種の行によって苦諦を観察することで、苦諦の四行を悟り入れることができ、最終的に四行によって苦諦を証得することができると述べている。

——生如法師の開示
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