衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2022年07月13日    水曜日     第1 回の開示 合計3655回の開示

智慧を高めるには

問:相似三昧と相似無生忍・無生法忍とは、それぞれどのような意味ですか。

答:相似とは類似・近似の意で、形は似ているが神髄は異なり、真実ではないが真実に類似している状態を指します。相似三昧はまだ三昧の域に達しておらず、三昧に近接し、三昧に類似しているが真の三昧ではない状態です。同様に、相似無生忍と無生法忍も、未だ無生忍・無生法忍の境地に至っておらず、これらに類似・近似しているが真実の無生忍・無生法忍ではないことを意味します。

中国語の名詞概念を正確に把握すれば、一つの文や段落の大意は自然と明らかになります。自らの思考を怠惰にせず、不断に思索を重ねるならば、次第に法義の真髄を自得できるようになるでしょう。常に他人や既成の解答を求める姿勢は、自ら深く考察しようとしない表れであり、これでは智慧を増長させることはできません。自らの智慧に依拠することを学ぶべきです。ただしその前提として、福徳と禅定を精勤して修める必要があります。

——生如法師の開示
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