衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2022年06月05日    日曜日     第1 回の開示 合計3640回の開示

愛随眠とは何ですか

愛の随眠、煩悩の随眠。随眠という文字の意味は、睡眠に随うこと、つまり隠れているという意味、背後で運行しているという意味、付き従っているという意味であります。五蘊の活動の中では、時処所々に愛と煩悩が付き従っております。重大な時節因縁に至れば、愛と煩悩が躍り出て顕現し、染業が現れ、染汚の種子が蓄積され、未来の苦が集起してくるのであります。

愛の随眠と煩悩の随眠があると、心は覆われて真理を見ることができず、愚痴が智慧の光明を遮蔽いたします。ゆえにわずかでも煩悩があればそれは無明であり、心は清らかでなく暗黒に覆われ、智慧の光明が顕現しません。愛を断つことは苦を断つことであり、愛が重ければ苦も重く娑婆に生まれ、愛が軽ければ苦も軽く天界に生まれ、愛が無ければ即ち極楽であります。

回向文:私たちのネットワークプラットフォームにおける全ての弘法と共修の功徳をもって、法界の衆生に回向し、世界の民衆に回向いたします。世界の平和を祈願し、戦争起こらず、烽火興らず、干戈永遠に止むことを。一切の災難ことごとく消退することを。各国の人民が団結して助け合い、慈心をもって相対することを祈願します。風雨時にかなり、国泰く民安んずることを。一切の衆生が因果を深く信じ、慈心をもって殺生せず、広く善縁を結び、広く善業を修め、仏を信じ仏を学び、善根を増長し、苦を知り集を断ち、滅を慕い道を修め、悪趣の門を閉じ、涅槃の路を開くことを。仏教が永遠に興隆し、正法が永住することを祈願します。三界の火宅を変じて極楽の蓮邦とならしめんことを。

——生如法師の開示
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