衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2022年04月16日    土曜日     第1開示 合計3616開示

このお方は誰でしょうか、当ててみてください

私には侍者がいて、昼夜を問わず共にあり、あらゆる面で従順に仕え、孝養を尽くしてくれる。

私が東へ向かえば、それは西へ向かわず。私が座り臥せば、それは立たない。

私が食事をすれば、それはお茶を飲まず。私が物を見れば、それは音を聞かない。

私が人となれば、それは鬼とならず。私が天に昇れば、それは地に入らない。

私が善を行えば、徳を積むのを助け。私が悪をなせば、力を添えてくれる。

私が修行すれば、出世に従い。私が俗に流されれば、共に俗世に入る。

私が思索すれば、識の種子を与え。私が心を静めれば、寿命と温もりを授ける。

私が楽しみを求めれば、それは随喜し。私が死を選べば、それもまた従う。

あらゆる秘密を、それは掌握し。善業は顕わにし、悪も隠さない。

人はそれを愚かと言うが、実に無私である。公平公正で、平等一如である。

仏となるのはそれによって、流転もそれによる。事を成すのはそれであり、人となるのもそれである。

諸仏の国土は、それによって成就され。閻魔の地獄も、それによって変造される。

無量の功徳が一身に集まるが、褒められようと貶されようと、それは全く顧みない。

自性は清浄で、塵俗に縁わず。聖にあっても増えず、凡にあっても減らない。

浄も染も共に存在するが、自体は汚れず。諸仏を慕わず、凡愚を棄てない。

永劫に名もなく、心性は無我。寿量は尽きず、生も滅もない。

万法を具足しながら、一として得るものなく。無価の珍宝も、分毫も享けない。

本来は豪貴でありながら、身を屈めて貧しきを示す。私の身に入り、ぼろげた衣をまとう。

マニ宝珠は、大千世界を照らす。もしそれに従わなければ、永遠に暗い屋敷に住むことになる。

それと比べれば、慚愧の念に打たれる。今、私は誓う。それに学び、それのようになろうと。

弊膩を洗い落とし、無明を取り除く。その尊貴を顕わにし、私の徳能を示す。

福と慧の二つを足とし、常楽我浄。一切を円満させ、慧日は明るく照らす。

回向文:私たちのネットワークプラットフォームにおけるすべての弘法と共修の功徳をもって、法界の一切衆生に回向し、世界の民衆に回向します。世界平和を祈願し、戦争が起こらず、烽火が上がらず、武器を永久に収め、あらゆる災難がことごとく消退することを祈ります。各国の人民が団結し助け合い、慈しみの心をもって接し、風雨順調で国泰民安であることを祈願します。一切衆生が因果を深く信じ、慈心をもって殺生せず、善縁を広く結び、善業を広く修め、仏を信じ仏を学び、善根を増長し、苦を知って集を断ち、滅を慕って道を修め、悪趣の門を閉ざし涅槃の道を開くことを願います。仏教が永遠に興隆し、正法が永遠に住することを祈願します。三界の火宅を変じて極楽の蓮の国とならしめんことを。

——生如法師の開示
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瑜伽師地論十二因縁釈(十八)

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無明を破り煩悩を断つことが真の修行である

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