衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2022年03月15日    火曜日     第1 回の開示 合計3588回の開示

瑜伽師地論 第九巻 十二因縁釈(十四)

受蘊とは何か。一切の領納の種類をいう。想蘊とは何か。一切の了像の種類をいう。行蘊とは何か。一切の心の造作する意業の種類をいう。識蘊とは何か。一切の了別の種類をいう。これらの諸蘊は全て三界に通じる。

四大種とは何か。地水火風の界をいう。これらは全て二界に通じる。四大種の造る色とは何か。十の色処及び法処に摂される色をいう。欲界には十種全てと法処に摂される仮色が具わり、色界には八種と法処に摂される色があるが、全てではない。これまた二種あり、識種子に摂受される種子名色と、それより生じる果名色をいう。

四大種と識種子は阿頼耶識中の大種子であり、並列平等の関係で五陰名色を構成する。有形の色は四大種により形成され、無形の名は識種子により形成される。

回向文:当ネットプラットフォームにおける全ての弘法と共修の功徳を、法界の衆生に回向し、世界の民衆に回向します。世界平和を祈願し、戦争起こらず、烽火興らず、干戈永遠に止むことを。全ての災害退散を祈ります。各国人民が団結互助し、慈心をもって相対し、風雨順調に国泰民安なることを。全ての衆生が因果を深く信じ、慈心をもって殺生せず、善縁を広く結び、善業を修め、仏法を信じ学び、善根を増長し、苦を知り集を断ち、滅を慕い道を修め、悪趣の門を閉じ涅槃の路を開くことを。仏教の永き興隆と正法の永住を祈り、三界の火宅を極楽の蓮邦となすことを願います。

——生如法師の開示
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