衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年02月09日    金曜日     第5開示 合計5開示

如来蔵情報共有

如来蔵(にょらいぞう)はインターネットの中に存在し、常にどこでも自身の五蘊(ごうん)の情報を外部に発信しており、まったく秘密にしていません。そして、如来蔵が別の如来蔵から得た情報を意根(いこん)が知ると、意根はその五蘊の情報を了別します。これが衆生の間の感応と相互交流の関係であり、如来蔵の情報共有とも呼ばれます。如来蔵は常にどこでも五蘊身の外界のあらゆる情報、六境(ろっきょう)の情報を摂取でき、意根もまた常にどこでもそれに縁(えん)じることができます。自身にとって有用な重大な情報は、意識に知らせるよう警戒します。重要でない情報は、意根自らが処理するか、あるいは無視するか、もしくは如来蔵の中に保存します。

もし衆生の六識(ろくしき)の間で情報を共有でき、隠し事がなく、すべてが透明で、暗い隅がなければ、殺生・盗み・邪淫・妄語はなくなり、世界はどれほど素晴らしいものになるでしょうか。生きることもどれほど気軽で愉快なことでしょうか。諸仏の間の心はすべて透明であり、隠し立てはありません。神通力を持つ菩薩の間でも、心は透明で隠し立てはありません。このような生命の質こそが最も高いのです。

——生如法師の開示
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定力が不足する時、証果明心は叶わず

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ご参考のための修行日課

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