衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年02月18日    日曜日     第5 回の開示 合計71回の開示

衆生の愛着と無明

欲界には五欲の楽しみ、すなわち色・声・香・味・触が存在します。一切の法には法塵が付随し、色法塵と心法塵があります。心法塵とは六識心と七識心、および七つの識に属する心所法を指します。

衆生が最も捨て難いのは識心と心所法、特に受心所法と想心所法であるため、禅定を修めることが極めて困難です。常に了知しようとし、感受に執着するため、意根は禅定に入りたがらず、これらの受覚と了知性を滅することを望みません。

衆生が自我と一切の法に執着する本質は、実は阿頼耶識への執着です。これら諸法は全て阿頼耶識の機能作用であるにもかかわらず、その本質を知らずに執着しているとは、なんと哀れなことでしょうか。欲界の衆生は権力を得れば捨てず、地位を得れば捨てず、金銭を得ても捨てず、自らの様々な享楽をいかなる手段を用いても放棄せず、あまりにも貪欲です。仏となることの殊勝さを知らず、仏道を貪り求める心も持ち合わせていないのです。なんと愚かな衆生たちでしょう。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

なぜ念願が成就するのか

次の記事 次の記事

薬物麻醉時、何が起こったか

ページのトップへ戻る