衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年03月04日    日曜日     第8開示 合計147開示

無念の定に何か役に立つことはありますか

問:ただ現在に安住し、現在に覚知する。何も思惟せず、何も考えないこのような修行は良いでしょうか。

答:これは外道の定であり、心に念いを起こさなければ生死を解脱し涅槃を得られると考えています。もし何も思惟しないならば、いかにして智慧を得ることができようか。智慧がなければいかにして生死輪廻を出離することができようか。

ただし時折無念の定を修め、定から出た後に身心共に軽安愉悦となり、煩悩を減少させ、心の働きが細密になるならば、この機会に正しく仏法を思惟観行するには、この定も思惟観行と煩悩降伏に大いに有益です。ただひたすらこのように修めることなく、貴重な修道の時間を浪費しないようにすべきです。

——生如法師の開示
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六識の心所法

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