繁中日語

日常開示

2018年03月09日金曜日第3 回の開示 合計178回の開示

意識心所法の転換

意識心は凡夫位において五十一個の心所法を有し、貪・瞋・癡の煩悩を具足している。声聞三果位に至れば、意識の心所法は減少し、貪心所と瞋心所を失う。入地後の転依位においては、意識の煩悩心所法がさらに減少し、次第に善性へと転じる。仏地に至っては、意識の心所法は五遍行・五別境及び十一個の善心所法を具える。故に修行とは、六七識の心行を漸次に改変する過程である。六七識の心行と体性は不変のものではない。よって心を論ずる際には、これが凡夫の心行か、禅定を得た者の心行か、賢人の心行か、聖人の心行か、仏の心行かを明示すべきである。

——生如法師の開示

如来蔵中の無心所法の種子

五識五別境心所法