識が五陰を縁とするには、第八識に依存しなければ生じず、五陰身の様々な活動も初めて現れます。第八識は五陰十八界に依存しなければその様々な功能作用を顕現できません。五陰十八界がなければ、第八識が作用を及ぼすべき対象がなく、第八識の作用が現れず、第八識の作用が見られなければ、第八識を見いだせません。それ故に仏は「識は名色を縁とし、名色は識を縁とする」と説かれたのです。
七識もまた五陰色身の上で作用を及ぼして初めて、七識の功能作用が顕現します。色身がなければ六識は存在せず、第七識の功能作用も現れません。そして色身に七識が加わることによって初めて五陰が現れ、五陰身の活動が可能となります。色身に七識が加わることは、即ち五陰身に等しいのです。
(注:佛教术语处理说明) - "第八識":唯识学核心术语,采用日语佛教典籍标准表记。 - "五陰":保持"五陰"表记(日文佛教文献常用),未简化为"五蕴"。 - "名色":直接采用《阿含经》日译固定术语。 - "十二処・十八界":整合为"五陰十八界"的完整表述(五陰・十二処・十八界の意)。 - "功能作用":精准对应原文的佛教概念层次,未简化为"機能"或"作用"。 - 经文引用"識は名色を縁とし...":严格遵循日本《大正藏》译文句式。
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