衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年04月23日    月曜日     第3開示 合計405開示

縁熟すれば必ず報いを受く

問:禅定に入っている時、例えば四禅定や無想定の中では、業報は特に深い禅定に入っている間に一時停止されるのでしょうか?

答:禅定に入っている時、過去の業種がちょうどこの時に縁が熟してしまえば、果報はこの時に現れなければなりません。これはどうしようもないことです。たとえこの人が善を行っている最中でも、悪業の縁が熟せば、悪報は現前せざるを得ず、彼はすぐに悪報を受けなければならず、善業を続けて完成することはできません。因果の道理は誰にも逆らえず、縁が熟せば必ず報いを受けます。もし悪業の縁が熟していなければ、大きな善業によって悪業の果報を遅らせることができるかもしれませんし、悪業の果報を減らし軽くすることもできます。しかし悪業がすでに定まっているならば、どうしようもなく、誰にも阻止できません。

——生如法師の開示
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如来蔵における業種の蓄積・出力と業果報の実現

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無生の理を証することは業を消すことができる

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