繁中日語

日常開示

2018年04月23日月曜日第2 回の開示 合計404回の開示

如来蔵における業種の蓄積・出力と業果報の実現

如来蔵は直接に衆生の業果報を実現し、意根の思心所を経る必要がなく、因果の報いは七識によって主導されない。如来蔵は直接に色身の成長や老化を促し、七識によるものではない。如来蔵は直接に色身の生滅変異や生存環境・業縁の変化を引き起こし、七識の支配を受けない。

衆生が現世で造る業行は、如来蔵によって全て蓄積される。身口意の細部に至るまで、一点の漏れもなく、業種の形で記録・保存される。後世において縁が熟す時、如来蔵が業種を出力すると、衆生は自らの業種に従って生活し、報いを受ける。

これらの業種は全て末那識と相応する。末那識は生滅を繰り返す存在であり、永続的に存在してこれらの業を未来世へと引き継ぎ、報いが完了するまで業種は消滅しない。六識は新たに生じるもので、業種を帯びないが、末那識の影響を受けて様々な習気や煩悩を顕現させる。

——生如法師の開示

身・口・意の業とその果報

縁熟すれば必ず報いを受く