衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2021年05月13日    木曜日     第1 回の開示 合計3392回の開示

禅定なしに証果と解脱は可能でしょうか

問:よく念仏三昧と聞きますが、念仏三昧は四禅八定に対応する場合、どの禅に相当するのでしょうか? 

答:念仏三昧は、定境における念仏三昧と、定慧等持の明心の境地における念仏三昧に分かれます。いずれの念仏三昧においても、未到地定が具足されているか、あるいは初禅定が具足されています。禅定は三昧の基礎であり、禅定がなければ、いかなる三昧も現れず、いかなる法も成就せず、後世においても生死の苦を流転し続けることになります。したがって、皆様は広学多聞に満足してはなりません。知識の広博に満足してはなりません。口伝えの知見に頼ってはなりません。必ず禅定に深く入り参究し、真の智慧を修めなければなりません。禅定がなくても証果と解脱ができるという妄説を信じず、経典中の仏説を信じるべきです。

——生如法師の開示
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静定を基盤とする動中定の修め

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