問:座禅中にお腹にガスが溜まる感じがするのですが、排出も消化もできません。どうすればよいですか?
答:座禅は身体を調整する作用があります。体内の老廃物や毒素は気体として排出されます。排出したい感覚があるのにできない場合は、体内に詰まりが残っている証左です。湿気による閉塞の可能性がありますので、高カロリーの飲食や生姜湯で身体を温めれば、自然に排出されます。
問:座禅を40分ほど続けると両目から涙が流れ、口元まで達します。以前は片目だけでしたが、このような場合はどう対処すべきですか?
答:目は肝臓と深く関わっています。涙が出るのは肝臓の病気を排出している現象か、気脈が後頭部の勝義根を通り、目の疾患を排出している状態です。目やにが出る場合は肝火が排出されています。具体的な状況に応じて対処するか、そのまま座禅を深め、気脈の自然な運行によって病障を除去するのも良策です。
問:座禅中に関節部分で氷が溶けるような感覚、あるいは溶けた冷水がゆっくり流れるような、清涼感のある気持ち良い感覚があります。これはどのような状態ですか?
答:これは気血が関節を通り身体を調整する自然な反応です。元々関節に寒気や湿気による瘀血、あるいは老廃物が詰まっていたところに気血が流れ込み、寒湿気や老廃物を除去しているため、関節が疏通され快適に感じます。同時に病気による不快感も混在しています。貴方の身体は比較的健康で病障が深刻でないため、重篤な場合は痛みを感じ、結跏趺坐も困難になります。
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