衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年06月24日    日曜日     第2 回の開示 合計672回の開示

仏法の修学は結果より過程が重要です

意識の観察と思念は、その過程と結果によって、意根に影響を与え、意根に同じような想いと思念を確信させます。意根の想いと思念が成就すれば、諸法は必ず成就します。如来蔵の支えがあるからです。意識が行う全てのことは、意根を薫染し影響を与えて変化させることに他なりません。それ以外に実質的な意味はなく、意識は主導権を持たず、上司ではありません。真の上司の後ろには最高責任者がおり、それが最も強大な存在です。

したがって私たちが仏法を修学する際には、必ず思惟を起こす必要があります。深く細やかであればあるほど良く、全面的であればあるほど良いのです。その過程こそが意根に理解と確認をさせるプロセスです。プロセスがなければ意根は確認できず、一切が成就しません。故に結果より過程が重要です。多くの人々は仏法を学ぶ際に結果だけを求め、過程を軽視します。それではどうして仏法を実証し、自己を変え一切を変革できるでしょうか?

——生如法師の開示
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