繁中日語

日常開示

2021年02月18日木曜日第4 回の開示 合計3111回の開示

父子合集経講話（一二七）

死蘊と生蘊

原文：大王よ。識がその主となり、業が縁となる。二種の因縁が相俟って、初めの識が生起する。あるいは地獄に趣き、あるいは畜生に堕ち、琰摩羅界や阿修羅道、人界あるいは天界に生まれる。初めの識が生じた後、各々その報いを受ける。同分の心品が相続して転じ、最後の識が滅するを死蘊と名付け、最初の識が起こるを生蘊と称する。

釈：仏は説かれた。大王よ、阿頼耶識が来世の五蘊身を生む主となり、業種が縁となる。この二つの因と縁が和合して、次の世の最初の識が生じる。衆生は地獄に趣くか、畜生道に堕ちるか、あるいは琰摩羅界・阿修羅道・人界・天界の三善道に生まれる。最初の識心が生じた後、衆生はそれぞれ業報を受け、同じ色身における識心が絶え間なく続いて運ばれる。命終わりに識心が滅する時、色身は死体となり死蘊と名付けられる。色身に最初に生じた識心を初識と呼び、色身の五蘊を生蘊と称する。

——生如法師の開示

多くの衆生は不善業を作ることに慣れております

五蘊の真相