答:例えば、子供が積み木で家を組み立ててはまた取り壊し、その後また組み立てては取り壊し、繰り返し繰り返し絶えず組み立てては取り壊すとします。家は無から有へ、また有から無へと、生じては滅し、滅してはまた生じます。それゆえ、家は虚幻であり、仮相であり、空相であると言うのです。しかし積み木は常に存在していて、決して壊れることはありません。積み木が存在し続けるかぎり、子供が飽きることなく組み立てるかぎり、家は絶えず現れ続け、存在し続けます。それゆえ、家とは常に存在している空相そのものであり、不生不滅なのだと言うのです。
同理,五陰(pañca-skandha)は七大種子によって構成されています。因縁が具足したとき、七大種子は五陰(pañca-skandha)を組み上げます。因縁が散去したとき、五陰(pañca-skandha)は散去し、再び本来の七大種子の状態に戻ります。そして因縁がまた具足したとき、七大種子は再び五陰(pañca-skandha)を組み上げます。このように五陰(pañca-skandha)は因縁と業力に従って絶えず生じ、また滅していきます。七大種子が有福の業種と因縁によって造り出す尊貴な五陰(pañca-skandha)であれ、無福の業種と因縁によって造り出す卑賤な五陰(pañca-skandha)であれ、いずれも仮相であり幻化の相であり、いずれも空相なのです。
五陰(pañca-skandha)が滅去しても、七大種子はなお残ります。そしてこの七大種子は、因縁がまた具足したときに再び五陰(pañca-skandha)を組み立て、繰り返し絶えず五陰(pañca-skandha)を生じさせます。このように七大種子に依拠することで、五陰(pañca-skandha)は永遠に生じ続け、永遠に存在し続け、絶えることがありません。それならば、この角度と意義から言えば、空相である五陰(pañca-skandha)はすなわち不生不滅なのだということになり、衆生は永遠に流転し続けることになるのです。七大種子があり、業種があり、因縁があるかぎり、五陰(pañca-skandha)をどうすることもできません。
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