衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2021年02月08日    月曜日     第2 回の開示 合計3074回の開示

行とは何ですか

行とは、運行し運動変化し牽流する意味であり、停止不変ではない。八つの識には全て行があり、行の相を有し、絶え間なく諸法を運行し、自ら念々に牽流し、心心に住せず。識の種子が生滅相続するからこそ、諸法が顕現し、絶え間なく運行を続け、五蘊世間が多彩多様となる。万法の生滅変化は全て八識の運行の結果であり、五陰身の生滅変異は更に八識行の所産である。一旦前七識が運行を止めれば、生命は即ち終止し、無余涅槃に入る。しかし第八識自体は永遠に滅することなく、自らが有する識種子によって絶え間なく第八識の運行を維持し、五遍行心所法は引き続き止むことなく運行し続ける。

七識の行は、誰が操り管理するのか。六識の行は第七識の意根が決定主宰し、意根の行は無明と願力が主宰する。意根の行は幾つかの要素によって定まる。一つは如来蔵中の業種子、一つは意根本体の煩悩の慣性勢力、一つは環境的熏染作用である。しかしこれらの要素は全て意根の無明によって生じるものであり、意根に無明がなければ熏染を受けず、煩悩及び慣性も生じず、煩悩業の種子を残すこともない。

——生如法師の開示
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