衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年09月06日    日曜日     第3 回の開示 合計2597回の開示

論理的思考とは何ですか

論理的思考とは、人間の脳が行う理性的な活動である。思考主体は感性認識段階で得た事物に関する情報を概念として抽象化し、その概念を用いて判断を下し、一定の論理関係に基づいて推論を行うことで、比較的完成された思想を形成し、それを理解・掌握して認識目的を達成する。論理的思考の特徴は、分析・総合・比較・抽象・概括・具体化を基本的プロセスとし、事物の本質的特徴と法則的関連性を明らかにすることにあり、規範的・厳密・確定・再現可能という特性を備えている。

論理的思考は、事物を認識する過程において概念・判断・推論などの思考形式を媒介として客観的現実を能動的に反映する理性的認識過程であり、「抽象的思考」あるいは「目を閉じた思考」とも称される。この思考過程では概念・判断・推論などの思考形式と、比較・分析・総合・抽象・概括などの思考方法が用いられ、これらの思考形式と方法を掌握・運用する度合いがそのまま論理的思考能力となる。

論理的思考方法は主に帰納と演繹、分析と総合、具体的から抽象への昇華などがある。論理的思考は分析的性質を持ち、順を追って厳密に進められる。論理的思考を行う際には各段階を正確無比に遂行しなければならず、さもなければ正しい結論に到達できない。主な特徴:1、概念の特徴:内包と外延。2、判断の特徴:第一に事物に対する断定が必要、第二に真偽が存在する。3、推論の特徴:演繹推論の論理特性は前提が真なら結論も必然的に真となる必然的推論、非演繹推論の論理特性は前提が真でも結論の真偽を保証できない蓋然的推論である。

論理的思考は一般に経験型と理論型の二種類に分類される。前者は実践活動を基盤とし、実際の経験を根拠に概念を形成し判断・推論を行う。労働者や農民が生産経験を活用して生産上の問題を解決する場合、多くがこの類型に属する。後者は理論を根拠とし、科学的な概念・原理・法則・公式などを用いて判断・推論を行う。科学者や理論研究者の思考は主にこの類型に分類される。

ネットワーク資料より転載

——生如法師の開示
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