衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年12月08日    日曜日     第2 回の開示 合計2077回の開示

虚空蔵菩薩の修行法門(その二)

虚空蔵菩薩は自身について述べています:「我の身は微塵国土に入ることができる。」十方微塵国土が虚空蔵菩薩の色身の中に入り、虚空蔵菩薩の色身も十方微塵国土に入ることができるため、十方微塵国土と虚空蔵菩薩の色身は互いに交融し、障碍なく融合しています。菩薩の神力はこのように神妙であり、これにより広く仏事を行い、衆生を広く利益し、夢中の仏事を大作します。虚空蔵菩薩は十方世界衆生の因缘に随顺し、无量衆生を广度します。十地菩薩の神力は私たちには想像できません。彼がなぜこのような大きな神力を持つのか、それは彼が極深妙の智慧と極甚深の禅定境界を持ち、由此无量无边の神通道力を发起するためです。

虚空蔵菩薩がなぜこのような大きな神力を持つのでしょうか?虚空蔵菩薩自身は述べています:「この大神力は我の谛観により、四大無依、妄想生滅によるものです。」虚空蔵菩薩は深妙の智慧を用いて仔細に観察、観行し、定中に智慧心を生起し、定中に思维します。これを谛観と呼び、止観双運、定慧等持により谛観が行われます。七地以上の菩薩は念念定中にあり、不定時ありません。谛観の結果により、四大组成的色身は無依無住であり、实质の色身と色法の存在がないことを证实します。由此深妙の智慧により无量広大の神通を发起し、无边広大の神力を獲得します。

この无边の神力は定と慧の共同成就によって生じられたものです。虚空蔵菩薩の谛観内容は四大無依です。四大とは地水火风四大种子により形成された四大であり、如来蔵はこの四大を用いて色声香味触法を広造し、宇宙器世间を広造します。宇宙器世间は四大により造成され、衆生の色身も四大により構成されます。楞严経中仏は四大本如来蔵性を開示し、实质も如来蔵であるため、四大により构成された一切法は無依無住であり、幻化され、实质の物質色法の存在がないと述べています。

物質色法は如来蔵の四大により生成されます。四大も無依であり、衆生の妄想により生じられます。衆生の妄想により如来蔵依之し、随顺变造して四大组成的色法物質世界を形成します。この妄想は七识心の想、七识心の思、七识心の作意、七识心の作意触受相思であり、如来蔵は四大を用いて十方世界を生成します。十方世界は四大により成じられ、如来蔵は妄想心、七识心依之し、十方微塵国土を产生します。

——生如法師の開示
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