衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2019年10月26日    土曜日     第4 回の開示 合計1985回の開示

臓器移植の成功の可否は、多く意根による

問:臓器移植の際、内臓が体外に出た後、六識は内臓で活動しなくなりますが、それでは内臓が拍動するのはどのような機能による作用でしょうか。また、内臓を他人の体に移植した場合、どのような現象が生じますか。

答:臓器移植は、親が本来子供に属する宝物を他の子供に譲るようなものです。もし二人の子供が仲良くしているなら、親が自分の宝物を他の子供に譲っても受け入れられるでしょう。心の中では耐え忍ぶ必要があるかもしれませんが、耐えることができ、反対したり取り戻そうとしたりはしないでしょう。もし二人の子供の仲が悪ければ、親が自分の宝物を相手に譲ることを許さず、癇癪を起こして大騒ぎしたり、奪い返そうとしたりするでしょう。

ここで重要なのは意根の問題です。臓器移植の成否は主に意根にかかっており、意根が自分の臓器に執着しなければ移植は成功します。もし意根が自分の臓器に執着すれば、拒絶反応が発生し、移植は成功しません。健康な人でも、意根が自分の色身を執取することを止め、完全に色身を放棄すれば、直ちに命を終える可能性があります。従って生死は意根に存するのです。

臓器移植後、二人の如来蔵が短期間共同で作用します。意根がほぼ完全に自分の臓器を放棄した時、その臓器は移植を受けた者のものとなり、移植を受けた者の如来蔵が単独で維持管理するようになります。もし脳を移植すれば、意根全体が移転することになります。そうなると移植を受けた者の脳は改変され、元の人の思考パターンではなくなり、感情なども全て変化してしまうのです。

——生如法師の開示
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