覚知心とは、一般的には七識を指し、六塵を覚知する知を意味します。特殊な場合には特に意識心を指し、意識の覚知が最も強く、範囲も最も広いためです。
魂とは全て意識心を指し、六塵の境界に対応し、六塵の境界を了別することができます。六塵の境界を了別できるが故に、驚き慌てて魂が体から離れ(魂不附体)、魂が散り(魂飛魄散)、魂を失い(失魂落魄)、魂が定まらなく(魂不守舍)なるのです。意根は永遠に身体を守り、離れず失わず散らさず、そうでなければ身体は屍となります。第八識は更にこのような性質を持っています。
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