衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年08月02日    金曜日     第5開示 合計1752開示

いかにして自らの貪愛と覚受を対治するか?

受蘊は、六塵の境界に触れた時、境界に対する了知性が生じ、甘いことを知り、痛いことを知り、景色であることを知り、匂いであることを知り、音であることを知った後に、苦受・楽受・不苦不楽の感受が生じます。この時、初めて受蘊が現れます。六識が六塵に対して作意し、その後触れ、その後領受・領納し、その後想了別知し、その後感受(受蘊)し、その後思惟し、抉択決定し、行蘊が造作します。

日常生活において、自らの様々な覚受を仔細に点検し、何に貪愛しているのか、何事に在意しているのか、何事に心思と精力を費やしているのかを点検します。点検した後は、これがどのような心理であり、どのような意義があり、結果は何かを分析しなければなりません。その後、自らの貪愛と覚受に対治する方法を考え出せば、修行の障害が取り除かれ、道業の進歩が速くなります。

——生如法師の開示
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大乗顕識経(八十四)

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識を智に転じた後、意識と意根の了別性はますます強まっていくでしょう

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