衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2019年07月23日    火曜日     第1 回の開示 合計1712回の開示

大乗顕識経(五八)

原文:人の顔が鏡に映るように。鏡が清淨でなく、明るくない場合、顔の像は鏡に現れません。鏡が明るく清淨であり、顔が鏡に向かいれば、影像が現れます。鏡中の像は感受も念想もなく、しかし人の身体に随い、屈伸俯仰、開口談谑、行来进止、种种の运动を行います。賢護。影像が現れるのは誰の力でしょうか。

賢護は仏に申しました。これは人の力です。顔がある故に、顔の影があります。影像の色相は顔の色相と同じです。六根が具足或不具足、すべて顔と同じです。

説明:人の顔が鏡中に現れるように。鏡が清淨でなく、或いは明るくない場合、顔は鏡に現れません。鏡が清淨且明るく、顔が鏡に向かえば、像が現れます。鏡中の像は受も念もなく、しかし鏡外の人身体の屈伸俯仰、開口談笑、行来进止、种种の运动に随います。鏡外の人无论開口说话或举止运动、鏡中も同じ动作和形态が現れます。

仏は賢護に問いました。鏡中の影像が現れるのは誰の力ですか。賢護は仏に申しました。人の力です。人の顔がある故に、鏡上の顔影があり、鏡中の影が現前します。鏡中の顔色相と鏡外の顔色相は全く同じです。鏡中の人像六根が具足或不具足、鏡外の人六根が具足或不具足と同じです。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

『雑阿含経』選講

次の記事 次の記事

《雑阿含経》巻第八

ページのトップへ戻る