繁中日語

日常開示

2019年05月13日月曜日第4 回の開示 合計1526回の開示

意根の機能をどのように最大化するか？

盲人の耳根は特に鋭敏であり、聾唖者の眼根は特に鋭敏で、言語機能が不十分でも手先の能力に優れ、口達者な者は往々にして実践力に欠け、畜生の思惟能力は低いが直感が特に鋭敏です。これはいったいなぜでしょうか。

脳が並外れている人、特殊な才能を持つ人には共通の特徴があります。例えば画家や音楽家、様々な芸術家、そして科学者、あらゆる分野で大家と呼ばれる人々に共通するのは、自らに何らかの欠陥を抱え、世俗の人々とは異なり、生理的欠陥か心理的欠陥のいずれかを持ち、世俗の生活にどこか馴染めず、世俗の人々と調和せず、常軌を逸した行動を取りがちだということです。これはなぜでしょうか。

一つの元栓が七つの蛇口を制御している場合、一つの蛇口を閉じれば他の六つの蛇口の水流が増大し、二つを閉じれば残り五つの水流がさらに増大し、三つを閉じれば四つの水流が再び増大し、六つを閉じれば最後の一つの蛇口の水流が最大となり、その勢いは激烈を極めます。

六根もこの理に通じます。眼根を閉じれば他の五根の機能が増大し、さらに耳根を閉じれば残り四根の機能が増大し、舌根と鼻根を閉じれば身根と意根の機能が増大します。最後に身根を閉じれば意根の機能が最大となります。意根までも閉じれば涅槃に入り、もはや水流は存在しません。

——生如法師の開示

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