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日常法話

2019年05月11日    土曜日     第2開示 合計1516開示

父子合集経選講(九)

原文:大王。又此地界。欲坏灭时。或为火焚。或为水漂。或为风吹。譬然酥油。其焰炽盛。乃至灰烬。不复可见。若为水漂。犹如以盐。投于水中。须臾消散。若为毗岚。猛风所吹。彼时三千大千世界。悉皆散坏。净尽无余。

釈:仏がおっしゃるには、大王よ、地界が壊滅しようとするとき、あるいは大火に焼かれ、あるいは大水に漂われ、あるいは大風に吹き散らされる。地界が大火に焼かれるとき、例えば酥油の灯をともすときのように、その炎は盛んに燃え上がり、ついには灰燼と化して、もはや見ることもできない。地界が大水に漂われるとき、例えば塩を水の中に投じれば、たちまち溶け去るようなものである。地界が毘嵐の猛風に吹き散らされるとき、そのとき三千大千世界はことごとく壊れ散り、残らず尽き果てて、何ひとつ残らない。

地界が壊滅しようとするとき、どのように壊れるのであろうか。第一に大火によって焼き尽くされるのである。火災が来るとき、色界の初禅天にまで焼き続け、初禅天より下は何もかもなくなってしまう。欲界の六層の天および天宮はすべてなくなり、須弥山もなくなり、四大洲もなくなり、地球もなくなる。世の中が滅びようとするとき、大火が燃え上がれば、地球は焼け尽くされてしまう。地球はどのように消え去るのか。まず太陽が二つ現れ、次に三つ、四つ、五つ、六つ、最後に七つの太陽が現れ、初禅天より下はすべて焼き尽くされる。二つの太陽が現れれば、地球上の生命は跡形もなく消え去ってしまう。ましてや七つの太陽ともなればなおさらである。一つの太陽のときでさえ、夏が来れば私たちは耐えられないのに、二つの太陽が現れれば、生命が存在できるはずがない。七つの太陽が現れれば、四大海の水はことごとく干上がり、地球はたちまち燃え上がって焼け尽くしてしまう。火は天にまで達し、須弥山も焼け尽くされ、欲界の六層の天もすべて焼け失せ、初禅天もまた焼け失せる。金銀や宝玉は言うまでもなく、七宝は金銀よりもさらに堅固であるが、それも同様にすべて焼け尽くされてしまう。

第二に水災である。初禅天より下はすでに焼け尽くされてなくなった後、天から大雨が降り注ぐ。一つの雨粒は象ほどの大きさがあり、七日七晩降り続け、水は色界の二禅天にまで達する。欲界の六層の天はなくなり、初禅天もなくなり、さらに二禅天にまで達し、二禅天もすべて水没してしまう。水災はこれほどまでに凄まじく、二禅天より下の天人たちは逃れることができない。

第三に風災である。大風が吹き荒れると、色界の三禅天にまで達し、三禅天もすべて吹き飛ばされてしまう。もし地球が大火によって焼け尽くされていなかったとしても、たちまち大風によって吹き散らされてしまうであろう。欲界の六層の天はすべて吹き散らされ、跡形もなくなり、七宝や百宝で構成されたものもすべて吹き散らされ、どんなに堅固なものでも存在することはできず、長く保つこともできない。この風の力はどれほど凄まじいことであろうか。ただ一つだけ、火に焼かれず、水に漂われず、風に吹かれないものがある。それは如来蔵である。

三災が過ぎ去れば、四禅天より上が残る。四禅天には四層があり、さらに四空天、無色界がある。これらの天界には災難が及ぶことはない。四禅より上は捨念清浄であり、念がなく、心は清らかな境界に安住しているため、災害もないのである。三禅の禅定境界にはまだ呼吸があり、呼吸は風であるため、風災を感応するのである。風災は三禅天にまで達し、三禅天をも壊滅させることができる。三千大千世界がすべて壊れ散り、静まり返って何も残らず、灰燼と化して跡形もなくなり、何ひとつ存在しなくなる。それゆえに、世界はまことに虚妄であると知るべきである。

——生如法師の開示
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