衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2019年03月02日    土曜日     第1開示 合計1301開示

ブラックボックスの世界(二十五)

唯識種智を修得するに至ると、相手に触れるだけで、相手の業種の一部を感知することができ、この人の前世のおおよその状況を知ることができ、またこの人の後世のおおよその状況をも判断することができるようになり、往々にして人を見るのが非常に正確になります。二つの如来蔵 (tathāgatagarbha) は互いに通じ合うことができるので、唯識種智を持つ人は、自分の意識心によって自分の如来蔵から相手のおおよその状況を感知することができますが、唯識種智を持たない人には、それは非常に困難です。ですから、時として、衆生自身はまだ自分の心行を知らないうちに、他人はすでにそれを知っていて、本人自身よりもその人をよく理解しているということがあります。人が口を開いて話すと、本人は何とも思っていなくても、自分の多くの情報がすでに漏れ出してしまっており、しかも本人はそれに気づいていません。相手の情報を感知するのは、さまざまな方面から感知することができますが、もちろん面と向かっての方がより正確です。相手の五官を見、表情や言葉を見、相手の表色と無表色を見ることで、姿かたち、気質、風格などについて、より全面的に、より正確に知ることができます。これらはすべて、如来蔵が意識心に与えてくれる智慧なのです。

——生如法師の開示
前へ前へ

黒匣子世界(二十二)

次へ 次へ

ブラックボックスの世界(二十六)

ページトップへ戻る