第八識は後に行くこともできず、先に来ることもできません。そうでなければ、第八識は三界の中で単独に運行でき、第七識の意根も三界の中で単独に運行できるでしょう。しかしこれは不可能です。真心と妄心はどちらも単独に運行できず、必ず和合して共同に運行しなければなりません。第七識がもし単独に運行できるなら、第八識の出生と執持が必要なく、それには自性があり、不生不滅の法となります。もし第八識が単独に運行できるなら、無余涅槃の中では寂静ではなく、三界の法は仍然出生でき、無余涅槃は喧闹となり、喧闹は解脱ではありません。
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