衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2024年10月30日    水曜日     第1開示 合計4276開示

理論に対する薫習の次第

学習と修行は二つのレベルに分かれます。初めは意識の浅いレベルで、最終的には意根の深いレベルに至ります。あらゆる理論的知識の学習は、まず意識から始まり、初めのうちは意根にまでは到達できません。意識が学びながら同時に意根を薫習し、それが成功すると、理論的知識を掌握して自らの真の知見となり、自らの学問や技能となります。いつでもどこでも発揮でき、支障もなく、忘れることもありません。意識が掌握した知識だけが忘れ去られます。なぜならそれは学び取ったものであり、他人のものであって自分自身のものではないからです。自分に属するものは忘れず、わざわざ記憶に留める必要もなく、使いたい時に自然に現れます。これを自心流露と言い、鸚鵡返しではありません。仏法の修証においては自性流露とも言われます。

——生如法師の開示
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如何にして意根の熏習を調伏し、煩悩を軽減するか

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意根熏習後の覚受

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