衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2024年02月12日    月曜日     第1開示 合計4119開示

仏法の意味

仏法には二つの意味がある。一つは、仏陀が説かれた法であり、成仏して解脱を得るためのすべての方法を指す。もう一つは、特に如来蔵の法を指す。二つの意味は、一つは広義であり、一つは狭義であるが、仏典の大部分で説かれる仏法は、如来蔵の法を指している。仏とは如来であり、仏心とは如来蔵であり、仏法とは如来蔵の法である。なぜなら、一切の法は如来蔵によって顕現されたものであり、一切の法は如来蔵によって成立しているからである。したがって、仏法とは如来蔵の法に他ならない。

では、外道の法は如来蔵によって顕現されたものだろうか。もちろんそうである。如来蔵がなければ外道も存在せず、外道の法も存在しない。如来蔵を離れては善人も悪人もおらず、善法も邪法もない。如来蔵以外の法はすべて仮のものである。しかし、仮の法にも仮の法の作用があり、特に善法の作用は悪法を防ぐことができる。ただし、善法に執着してはならない。そうすれば、後により優れた善法が現れるであろう。


——生如法師の開示
前へ前へ

悟り後の境地

次へ 次へ

心念と心聴の原理

ページトップへ戻る