繁中日語

日常開示

2023年12月31日日曜日第1 回の開示 合計4089回の開示

理解は証得に替えることはできません

五蘊十八界のすべての法は如来蔵の性質であり、この理は如来蔵を実証した後に観行して初めて次第に通達できるものです。意識で想像して如来蔵が何らかの作用またはいくつかの作用を及ぼしていると考えれば、如来蔵の働きを現前に観察することはできず、五蘊十八界の如来蔵性を観察することもできません。理解はあくまで理解であり、想像はあくまで想像であって、実証に代わるものにはなりません。

如来蔵が如何に種子を記録し、因果を実現するか、これらは唯識種智の範疇に属し、地上の菩薩のみが現量で観察する能力を有します。如来蔵の種子の機能作用、世間の万法を現起する機能作用、および如来蔵のすべての種子の機能作用は、いずれも唯識種智の範疇であり、これも地上の菩薩のみが現量で観察できます。地前の菩薩は煩悩が重く禅定が不足しているため智慧も不十分で、六識七識も識を転じて智と成していないため、これらの非常に深密な法義を観察する力がなく、従って理解したものは現量観察の代わりにはなりません。

——生如法師の開示

どのようにして如来蔵を実証できるのか

観音耳根円通の法門で説かれる空寂心を如何にして証得するか